もしかしたらかつてあったのかもしれない
そんな日本の昔話の様なファンタジー
人というのは自分が体験したことがないものや見たことのないものを恐怖する為、そういった現象に名前をつけて既知とし、安心を得ようとするらしいですね。
今回はそういった奇怪な現象に「蟲」という名前をつけたファンタジー作品を紹介します。
簡単なあらすじ
人でもなければ、動物でも昆虫でもない。生と死の間、者と物の間にいるものである「蟲」。
そのような蟲によって引き起こされる事象を解決すべく各地を渡り歩く蟲師のギンコ。
行く先々で蟲に迷惑するもの、蟲に囚われたもの、蟲と共に生きるものなど様々な生き方と出会っていく。
ココが面白い！
物語は殆どが1話完結で、その世界観からどこか日本の昔話のような雰囲気を感じる。物語自体は勿論フィクションであるが、どこか現実味がある話も見受けられる。
1つの物語を終えると、心地よくなったり色々考えさせられたりと物語の種類によって様々な思いに駆られる。
そんな中に、何か自分の心の中に残り続ける物語が見つかるかもしれない。それを昔話の童話のように語り継いでいくのも面白い。
アニメも原作の漫画を元に1話完結の形をとっており、また漫画のでは伝えきれない音による表現も用いてその世界観の魅力を伝えてくるため、この作品は漫画でもアニメでも非常に楽しめる作りになっている。また、実写化による映画もあるのだが、こちらもなかなかに出来が良いため「蟲師」という作品の世界観の末端に触れるには良いのかもしれない。気になる方は実写化も観ていて損は無いだろう。
アニメ：https://mv.avex.jp/mushishi/index.html
漫画：蟲師（１） (アフタヌーンコミックス) https://www.amazon.co.jp/dp/B009KYBN44/ref=cm_sw_r_apan_glt_TGS9Z4HGMKDB2JH4HPG1